突発的事態に備えるために! BCP対策とは

2017年8月29日

知っておきたいBCP対策の基本

BCP対策とは、事件や自然災害など突発的なできごとによりビジネスの継続が困難になったときの対応策のことです。BCPは「Business continuity plan」の略称で、日本語で表現すれば「事業継続計画」となります。ビジネスがどんなに順調でも、突然の災害などにより指揮命令系統や生産設備が乱れてしまうことがあります。リスクをゼロするのは困難ですが、なるべく早く復旧させるためにあらかじめ準備しておくのがBCP対策です。基本中の基本ともいえる対策は、権限の委譲に関する取り決めです。社長に万が一のことがあった場合、誰が社長の業務を代行するのか決めておけば、ビジネスが停滞する時間は最小限で済みます。

BCP対策がなぜ重要か

緊急事態が発生しても、ビジネスが停滞する時間がなるべく短くなるように備えることがBCP対策です。こうした対策は自社のために必要なのはもちろんですが、取引先のためにも大切であることを忘れないでください。緊急事態によりある企業のビジネスが完全にストップした場合、その企業は一定期間収益をあげられなくなりますが、取引先も注文品を入手できず困ってしまいます。最悪の場合、関係する企業が連鎖的に経営危機に陥る可能性があります。各社が着実にBCP対策を考えておけば、自社のダメージを最小限に抑えられるのはもちろん、取引先を巻き込んでしまうことも避けられるのです。取引先が多い大企業ほどBCP対策に積極的ですが、中小企業でも必要性が高まっています。

BCP対策は、経営上欠くことが出来ないものです。何故なら、本対策を練っておかなければ大きな災害に見舞われた際、速やかにビジネスを継続することが困難になるためです。