家にある複数台のテレビで衛星放送を見るためのアンテナ設置法

2017年6月29日

衛星放送対応の分配器で電波を分配する

自宅に衛星放送用のアンテナを設置する場合、テレビが一台だけであれば段取りは簡単ですが、複数台のテレビがあり、そのすべてで衛星放送を受信したい場合は多少設置方法が複雑になります。

まず、アンテナとテレビをつなぐケーブルは基本的に一本なので、複数のテレビに電波を送るのであれば分岐させなければなりません。この場合、利用するのは分配器と呼ばれるものです。もし、三台のテレビで衛星放送を見たいのであれば、3分配器を使えば可能になります。

分配器を買う場合に注意しなければならないのは、対応している周波数です。もし、アンテナがBSとCSを両方受信できるタイプのもので、テレビでもCS放送を見るつもりなのであれば、分配器はCS対応のものにしなければなりません。地上波放送だけに対応した分配器だと、分配器でCSの電波がカットされてしまいます。

分配して弱くなった電波はブースターで増幅

また、3分配程度なら大丈夫ですが、三階建ての家にテレビが5、6台あり、そのうちの何台かはアンテナから何十メートルも離れたところにあるという場合は、さらに機械を追加する必要があります。それはブースターと呼ばれるものです。

アンテナからケーブルを伝わって送られるテレビ信号は、ケーブルの距離が長くなればなるほど弱くなっていきます。まして、途中で分配している場合、その分、電波は弱くなるので、アンテナから離れたところにあるテレビではBSもCSも映らないということがあり得ます。ブースターは電波を増幅させる機械で、これを分配器の直後に入れることで分配された電波が増幅され、遠くのテレビでも映るようになるのです。

アンテナ設置を行う際には、専門業者へ依頼することで、安全で確実な工事を実現でき、良好な受信環境の確保にもつながります。